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日本とヨーロッパでは土壌が違う?

今後の省エネ住宅設計には土の熱の伝えやすさ(熱伝導率)を統一していくことが必要不可欠になりそうだ。PHPP式に2.0W/mKで行くのか、QPEX式に0.7W/mKでいくのか。これだけ条件に差が出ると、基礎周りのディテールが全然変わってきてしまう。先日の新住協、鎌田先生とのQPEXとPHPPのすり合わせの中で、この土壌の問題が計算結果の誤差に一番大きく貢献していたと言わざるを得ない。私が現在関わっているカーボンニュートラルハウスの設計においては、ボーリングサンプルから熱伝導率を測定することを試みたが、サンプルの入れ物が気密でなかったことから、含水量が輸送中に変ってしまうと、ドイツ・フラウンホーファー研究所の担当者からのコメント。引き続き調査を続けると、Arup Japan設備設計からの情報で、拡張アメダスの文献の中に、”国際的なディフォルト値=1.5W/mKを日本でも採用していく傾向にある”との一文がみつかり、今回はこちらを使用することに。
パッシブハウス研究所(PHI)では、ISO13370に従って土壌の熱伝導率を計算しており、その資料によると、0.7W/mKは相当乾燥した砂地の熱伝導率。PHIの資料によると、20センチの雪が年間の内、3か月間に渡って積もっている場合、土壌の熱伝導率は最大25%しか減少しない。また、土壌の熱伝導率が0.7W/mKということは、非常に軽い土壌であることを意味しており、その場合、土の中で外気の対流が起き、熱伝導率の上昇を引き起こす。
私は土の専門家ではないので、この議論を国内の専門家が早急に終結してくれる事を願うばかりである。
こちらは上記の新住協の会に参加された西方先生のコメント。

2009.12.17 | | コメント(0) | トラックバック(0) |  鎌倉パッシブハウス


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