6月25日(木)に幕張で行われる「新エネルギー世界展示会」で、
森みわが鎌倉パッシブハウスに関する講演をいたします。
当日のGerman Dayのイベントの一環として12時から、ドイツ人建築家Ludwig Rongen氏
のパッシブハウスに関する講演に続いて行われます。
参加ご希望の方はこちらのホームページから事前登録を行ってください。
第4回新エネルギー世界展示会@幕張メッセ
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2009.06.22 |
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温暖地域での住宅の高断熱化にも弱点はある。
冬の暖房効率を上げるために、外壁の断熱性能を上げてゆくと、
夏の日中に室内に侵入した熱が、夜間に放出されにくくなる。
ヨーロッパでは夏の湿度が低いので、夜間に窓を開ければ建物内部を一気に冷やすことが出来る。
ところが高温多湿の日本では、窓を開けることによって湿気が室内に侵入し、かえって除湿負荷が増えてしまう。鎌倉パッシブハウスでは冷房負荷、暖房負荷ともに15kWh/m2以下とすることに成功したものの、
更なる省エネ、ゼロカーボンを目指すなら梅雨時や夏の夜だけ性能の悪いシングルサッシが欲しい、シュミレーションを繰り返しながら
そんな事を思い始めた。トリプルサッシの代わりに、ペアガラスとシングルガラスを組み合わせた
新しいタイプのサッシならば、じめじめした夏の夜でも、内側のペアガラスを開けることで、湿気を取り込むことなく室内温度を下げることが出来るはず。

2009.06.14 |
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屋上に上がる階段用のブラケットが取り付けられました。このディテールは、ヒートブリッジの効果が多少あるため、ドイツのコンサルタントに外注して熱橋計算をおこない、プサイ値を算出してあります。このプサイ値をもって、ブラケットからの熱損失が正しく熱損失計算に反映されています。ヒートブリッジと言っても、スチールプレートは壁の中心までしか挿入されていません。
2009.06.11 |
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第一回現場見学会の日程は6月27,28日に決定いたしました。詳細に関しては、本ホームページ上及び施工担当の工務店・建築舎のホームページでお知らせしてゆく予定です。
建築舎 WEBサイト
2009.06.07 |
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ルーフガーデンの板金屋根防水が着々と進んでいます。屋上緑化、家庭菜園、ウッドデッキ、太陽光発電、使い方はいろいろありますが、まず入居してもらい、時間をかけて考えてゆこうということでオーナーと意見が一致しました。毎朝ここでヨガをやりながら、屋上の自分達らしい使い方を見つけようということになったのです。
2009.06.07 |
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気密施工の前に、注意点を再確認する建築舎の大工さん。パッシブハウスの要求する気密性能は、C値換算で0.2、かなり高いハードルです。これをクリアしなくては、パッシブハウスの正式な認定は降りませんので、気密施工は慎重に行います。
2009.06.07 |
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屋根用の断熱材が準備されています。グラスウールよりも蓄熱性能の高い、木質繊維の断熱材が使用されています。マット状のため、施工後の沈下の心配もありません。
2009.06.07 |
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土地がこれほど高価な場所で、壁にそこまで断熱材を入れる私は頭がおかしいと、知り合いの日本人設計士が言いました。土地がこれほど高価な場所だからこそ、シングルサッシを入れた窓の付近が、冬場に不快で寄り付けない空間となる方が、土地の無駄遣いだと思いませんか?
2009.06.02 |
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2階床を組む前に気密シートを先貼りしています。ドイツ・プロクリマ社のINTELLO気密シートは、夏場に建物外部から内部に逆流してくる水蒸気を室内側に放出することのできる、賢い気密シートです。冬場は完全気密で木造の柱・梁を湿気や壁内結露から守ります。
2009.06.02 |
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連日の雨で延期となっていた建て方が始まりました。朝8時に開始して、昼過ぎに撮影した写真がこちらです。工期短縮のために工場で組み立てたパネルをクレーンを使って所定位置に運びます。
2009.06.02 |
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