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この度KEY ARCHITECTSのホームページ更新により、ブログのページが移動しましたので
お知らせいたします。新しいブログのリンクはこちらです。
2010.07.17 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Other
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7月10日発売のThe Japan TimesにKEY ARCHITECTS森みわのインタビューが掲載されました。ウェブ版はこちらになります。英語ですが、ご関心のある方は是非ご覧ください。
補足説明ですが、横浜国立大学で私にフライ・オットー氏のIL研究所の存在を教えてくださったのは、石井一夫先生です。また、ドイツのStuttgartでの学生時代は、昼間に大学に通い、夜は設計事務所でアルバイトをしていました(記事では昼と夜が逆転していました)。
2010.07.10 | | コメント(1) | トラックバック(0) | 鎌倉パッシブハウス
キーアーキテクツ企画の11月の省エネ建築視察ツアーの日程が決まりましたので、ご連絡いたします。
11月11日成田発、11月18日成田着、
料金はツイン利用で税込み380,000円、シングル利用で420,000円となります。
詳細日程をご希望の方、申し込み希望の方は、info@key-architects.comまでご連絡ください。
ビジネスクラスご利用の方は別途料金をご案内いたします。
前半は恒例のパッシブハウス・オープンハウスを利用して、実際に住まれているパッシブハウス物件を巡ります。
今回は、集合住宅や、省エネ改修事例を重点的に見ていく予定でおります。
その後バイオマスボイラーのメーカーなどを視察、後半はオーストリアのフォアアルベルク地方にて、村役場や学校建築の省エネ改修事例を視察いたします。最後にはスイスのチューリッヒにて1日自由行動、フランクフルトまで空路で戻り、ANAの夜便にて成田に戻ります。
定員に達し次第、申し込みを締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。
2010.07.01 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Other
先日発売されました、日経アーキテクチュア6月14日号にある、山形エコハウスに関する記事(P51)に関しまして、全体的に編集者による間違った解釈が目立つため、このブログでお知らせさせていただきます。編集部の事情により記事の事前校正は原則不可能という事でしたので、非常に残念です。PHJのメールマガジン、省エネ建築診断士セミナー等を通じて幾度も発信しておりますが、高断熱高気密だけでは、経済性の高いパッシブハウスは実現しません。南面の窓、建物の形状、蓄熱性能、熱交換換気システムなども最大限利用して、最終的に必要となる断熱性能が導き出されます。また、パッシブハウスは無暖房、無冷房住宅では無いのです。
2010.06.30 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Other
エコハウス巡りをしている訳ではないのですが、先月OEH(オホーツク環境住宅研究会)による講演会で訪れた網走市の近くに、美幌町のエコハウスがあり、施工された工務店の方の案内で視察が叶いました。先週はパッシブハウス・ジャパン理事の松尾さんの企画で、近江八幡エコハウスにて、30代省エネ推進家の集まりに参加いたしました。そしてついに一昨日、自ら関わった山形エコハウスの完成形を目にすることができ、さまざまな困難を乗り越えて無事完成したこのプロジェクトに関わられた全ての方に、拍手を送りたい気持ちになりました。山形の凄いところは、ほぼ同時進行で、この山形エコハウスでのノウハウを応用した普及版エコハウス”オルタナハウス”を蔵王に実現しているところです。設計者である東北芸工大の馬場氏自らが山形エコハウスを”F1”、オルタナハウスを”カローラ”と名付け、1500万円の予算で、何が出来るかを模索しています。(ちなみに山形エコハウスと同等の性能の家をドイツに建てても、価格的にはプリウス以下です!)来月は岡山での講演会の後に備前のエコハウスに案内していただけることになっています。20の異なる風土に建つ、20の異なるエコハウスの解。それぞれには山形と同じように、これからの”カローラ”作りのためのヒントを見出すことができることを期待しています。
2010.06.21 | | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとりごと
先ほどパッシブハウス研究所のファイスト博士からメールが届き、inhabitatの発表した鎌倉パッシブハウスに関する記事のReTweetsが20分間で50回を超え、昨日これを破ったのはハヤブサに関するReTweetsのみだった事を知らされました。inhabitatはサステナブルな建築やデザインに関する情報発信を行うサイトです。それにしてもファイスト博士がTwitterをやっていたとは・・。
2010.06.14 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 鎌倉パッシブハウス
ずいぶんと日本びいきになってしまった週末だった。
ご近所の梅の木によじ登り、子供と一緒に大量の梅ジュースを漬け、夜には家の近くの小川に飛ぶ蛍を見に行った。鎌倉シックハウスでの暮らしの数少ない醍醐味である。ハヤブサの帰還も素晴らしいニュースだった。皆の思いが一つになった、日本の誇るべきプロジェクト。同じ技術水準でも日本人チームでなければ、あの数々の困難を乗り越えることは出来なかっただろう、と私は思う。仕事としての使命であっても、割り切らずに全力投球する、日本のプロにしか達成できない偉業であると感じた。やる気になったら日本は凄い。並はずれた一人ひとりのやる気を、最大限に社会に還元するための構造が必要とされていることは否めない。
2010.06.14 | | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとりごと
茅葺屋根の民家で有名な、京都、美山町の里山舎が主催するセミナーが6月26日(土)に美山町で行われます。
講師は和田洋子氏と森みわ。詳しくはこちらのページより。
2010.06.07 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Lecture
ドレスデンで開催されたパッシブハウス・カンファレンスにおける発表が無事に終わりました。パッシブハウス研究所のファイスト博士、新住協の鎌田先生も聴講されていたのでいささか緊張しましたが、聴衆の笑いを取ることが出来、準備不足だった私にはまずまずの出来栄えでした。とはいえ、笑い声が沸き起こったのは、次世代省エネ基準のQ値を外壁の平均U値に換算して紹介した瞬間や、ドイツでは法律で使用が禁じられている煙突無しの石油ストーブの日本での普及状況、トイレの暖房便座の話の時でしたので、笑いが取れたことを喜んでよいのやら・・。翌日のパッシブハウス・デザインコンペではなんと2位に表彰していただきました。120平米の敷地の上に80平米(ドイツのDINによる床面積)の住宅が建っている、隣家との距離は2メートル・・コンペの審査員が鎌倉パッシブハウスの概要を説明すると会場からは驚きの声があがりました。そして主催のドイツ建設省の方から表彰状を、ファイスト博士からは記念の盾を頂きました。同時開催された展示会では、基礎外断熱の施工性を上げるための様々な商品が紹介されていたのが印象的でした。詳しくはパッシブハウス・ジャパンのメールマガジンにて紹介いたします。
2010.06.01 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Lecture
5月22日(土)にオホーツク環境住宅研究会(O.E.H)主催の環境共生型住宅セミナーが開催されます。
場所は網走市のオホーツク文化交流センターで、時間は1時半から2時間、講師はキーアーキテクツの森みわです。
お問い合わせは光輝建設株式会社(Tel. 0152-45-2225)まで。(参加費無料)
2010.05.13 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Lecture
私の曽祖父である建築家・長野宇平治の作品が展示されていると父から聞いて、神奈川県立歴史博物館で開催されている特別展示、”彩色立面図に見る日本の近代建築”に昨日ふらりと足を運んだ。現存の曾祖父の作品を全て見て廻りたいといつしか思うようになったものの、三井銀行神戸支店は阪神・淡路大震災で崩壊してしまい、私の願いは叶わなかった。そしてなんと今回、その三井銀行神戸支店の立面図の展示の前で、以前明治村で長野宇平治の展示会を企画されたという東京大学藤森研究室の協力研究員で、清水建設の上席研究員でおられる松波秀子さんという方に知り合った。彼女は私の祖母(長野の娘)とも面識があったそうで、なんとも驚くばかり。この不思議な巡り会いを企ててくださった同博物館の学芸員、丹治氏に感謝。来月の奈良訪問の際には、同じく長野の作品である、旧六十八銀行奈良支店を必ず訪れようと心に決めた。
2010.05.09 | | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとりごと
我が家ではGW直前までストーブを使用していましたが、今では鎌倉もすっかり夏らしくなりました。隣の竹林のタケノコが大きくなるにつれて、うちの子供の水疱瘡も良くなっていきます。奈良の家の設計、茨木の家のパッシブハウス・コンサルタント、PHPPを用いた住宅メーカー向けエネルギーパス発行などの業務に追われる日々。おかげで5月28日の国際パッシブハウス・カンファレンスでの発表準備がなかなか進みません。とはいえ与えられた発表時間はたった20分ですので、そのためにわざわざドイツに渡航するのはそもそもエコなのかどうか・・。
2010.05.06 | | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとりごと
ドイツの建築雑誌、DETAILのウェブサイト版に鎌倉パッシブハウスの記事が公開されました。英語版はこちらです。 DETAILは日本でもよく知られる雑誌ですが、近年にはDETAIL GREENという、省エネデザインに特化した冊子も発行されており、非常に有用な情報を得ることができますので、KEY ARCHITECTSが定期購読する雑誌の一つとなっております。
2010.04.27 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Media
この数週間、建築物理学(ドイツ語ではバウフィジックと言います)漬けの日々でしたが、PHJの第一回省エネ建築診断士試験が先日無事に終わり、気が付けば、2020年までの次世代省エネ基準の義務化が、環境省の中長期ロードマップ(試案)で触れられていました。ところが2020年とは、EU議会が全ての新築住宅のカーボンニュートラル化を達成しようとしている時期。日本でも次世代省エネ基準が5年後(私の希望としては2年以内)に義務化されることを今から告知すれば、住宅業界には準備のための時間が十分にあるはずです。一方で、現在の省エネ等級4をはるかに超えた性能の住宅を、自主的に提供している優秀な工務店の差別化を可能にするために、住宅の燃費(kWh)によるラベリング制度を早急に導入する必要があります。ですからこのラベリングの2012年までの義務化を盛り込んだ環境省のロードマップは大いに評価されるべきでしょう。Q値は住宅の居住性に関わる非常に重要な尺度でありますが、実はQ値だけでは住宅の省エネ性の比較は難しいのです。また達成率何%という評価方法は、その基準となる建物の性能がいずれ引き上げられると評価をやり直さなくてはならないという欠点があります。住宅の省エネ化のために、まず設備の性能を高めるという考え方がまだまだ圧倒的ですが、実際にはエネルギーの需要そのものを減らす家づくりをしていくことこそが重要であり、このノウハウを持った有資格者(EUではエネルギーコンサルタントなどと呼ばれる)を日本でも育成することが、ドイツ、アイルランドで実際に住宅のラべリングを行ってきた私に出来る貢献なのでは、と日々感じています。また、日本版エネルギーパスの評価ツールをより公正で、誰にでも使いやすいものとして作り上げて行きたい。小さい家を選択する住み手が不利にならないように、日本版住宅省エネラベルでは冷暖房、給湯、照明、換気等の家の運転に最低限必要なエネルギーを一世帯当たりの燃費として明確に示す事が重要です。それが住宅の資産価値を高め、人々の日々のくらしの質の向上に繋がる。住宅の真の省エネ化を通じて、途上国のこども達の幸せと、先進国のこども達の幸せを、同時に実現することを願うばかりです。
2010.04.24 | | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとりごと
森家の住む無断熱RC造の鎌倉シックハウスも暖房の頻度が減り、冬の間立ち入り禁止になっていたカビだらけの部屋もようやく解禁、家が広くなりました。先日4歳の誕生日を迎えた息子は爺と週末のドライブに出かけてしまったので、私は一人で運動不足解消に材木座海岸まで走りました。この間まで北風が吹いていた海岸は、海側から吹く南風とウィンドサーファー達であっというまに夏らしくなっています。ふと、この夏は子供と一緒にヨットに乗れるかも、と思いました。ただ、夏のセーリングは最高ですが、問題はこの海から鎌倉の浜に向かって吹く南風です。浜からヨットを出すときには、センターボードが流れ止めとして水中に刺さっていない限り、何時までたっても風上に進めません。しかし満潮時など浅瀬が延々と続くため、センターボードを入れすぎると海底にガリガリと当たってしまうのです(おかげで私はFRPの補修のプロになりましたが)。こんなかっこ悪いところは子供に見せられませんので、出艇のタイミングは慎重に決めなくてはいけません・・。
2010.04.11 | | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとりごと